ハンドメイド作家にとって死活問題の「盗作」。一生懸命考えたアイディアや作品が盗まれてしまったら悲しいですよね。
今回は、自分でできる工夫と対策をまとめました!
盗作とは?
盗作とは、他人の著作物としての表現(作品)やアイディア、デザインなどをそのまま自分のもののように使うこと。自分で考え出したかのように発表すること。
著作物ってなに?という方はこちらも。
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違反してるかも?!ハンドメイドで守るべき著作権、侵害行為まとめ。
ハンドメイド作品を制作・販売するうえで避けては通れないのが著作権問題。今回は、他人・本・レシピ・キット・キャラクター・ブランド・生地の7つの項目に分けてご紹介します。自分の作品は侵害行為をしていないか?されていないか?判断する材料にしてみてください。
工夫と対策
盗作はどうしたら未然に防ぐことができるのでしょうか。ポイントは3つ。
盗用禁止と明記
「盗用禁止」とわかりやすく書いておくこと!
販売サイトやブログの見やすいところに、盗用禁止であることをしっかり明記しておきます。
また掲載する写真にはオリジナルロゴやサイトの名前、URLなどを記載するようにしましょう。
当サイトに掲載されているテキスト・画像・レシピ・図案・デザインなどは著作権を放棄しておりません。使用・盗用・転写・制作(二次制作含む)・販売を固く禁じます。
たとえばこんなふうに。
もちろん、盗用禁止と明記したからといって必ず盗作されなくなるわけではありません。ですが、抑止になります。
オリジナルマークやロゴ
自分のもの、という印をつける!
作品に共通のオリジナルマークやロゴを入れたり、オリジナルのタグを付けたりするのも効果的です。
手書きやイラストなど、マネされにくい自分だけのオリジナル印を作ってみてください。
ネームタグもおすすめ!
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【ハンドメイド販売】オリジナルネームタグを作ろう!おすすめショップ5つ。
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100%オリジナル
一から自分で考え、作ったものですか?
キットなどを使い作品を作っていると、その気は無くても似てしまうのはあたりまえです。似たものが生まれるのは、似せられるからです。
型紙から自分で起こしたり、自分で選び抜いた素材を使ったり、自分にしか作れない100%オリジナルと言えるものを目指しましょう。
盗作されてしまったら
まず証拠をとり、そのあとに直接メールで本人に連絡しましょう!
それでも販売をやめない場合は販売サイトなどの運営元に連絡を入れて、販売を取りやめてもらいます。一人でどうにもならない場合はまわりに相談しましょう。
まとめ
いかがでしたか?「違反してるかも?!ハンドメイドで守るべき著作権、侵害行為まとめ。」こちらの記事でもわかるように、著作権や盗用は複雑で難しい問題です。
盗用などできないような、自分だけのアイデンティティを確立していきましょう!