「ハンドメイド作家」ってなに?自分も名乗っていいのかな…そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?
今回はハンドメイド作家の定義や、判断するポイント、まわりから呼んでもらうためのコツまで詳しくご紹介します。
ハンドメイド作家とは?
明確な定義はありません。プロでもアマチュアでもハンドメイド作家と名乗れば、ハンドメイド作家です。
ハンドメイド作家の基準
とは言え、なんでもかんでもハンドメイド作家と呼ぶのは違うと思うので、ハンドメイド作家と言えるかどうかを判断するポイントを考えてみました。
趣味か職業か
まずは、趣味なのか職業なのか。
作家の定義で生業にしていなくても作家であるとなっているので、ハンドメイド作家も同じです。
ハンドメイド作品の制作や販売を仕事として行なっていてもいなくても、ハンドメイド作家です。
ハンドメイド作家と言えるかどうかの判断に、趣味なのか職業なのか?は関係ありません。
プロ・アマチュア
プロなのかアマチュアなのか、ってイマイチわかりづらいですよね。
プロのハンドメイド作家は、ハンドメイドの制作・販売などを職業として行い生計を立てている人。
そうでない人がアマチュアのハンドメイド作家ということになります。
プロでもアマでも、ハンドメイド作家であることに違いはありません。
でも、ハンドメイド作家でいう「プロ」はもっと広い範囲の意味で使われている気がします。
プロのハンドメイド作家の定義は…
- 技術がある
- プロ意識がある
- 責任を負える
など、技術はあるけれど職業とはしていなかったりする「セミプロ」のレベルからプロと呼ばれている感覚です。
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販売経験の有無
販売したことがあるかないか、というのもよく基準になりますね。
この販売経験があるかないかというのは、商品を買ってもらったことがある=作品に価値があると認めてもらったことがあるかどうかというふうにも言い換えられます。
となると、販売経験はなくても、
- ハンドメイド作品の展示をしたことがある
- ハンドメイド関連の本(レシピなど)を出版している
- ハンドメイド作品をホームページで公開している
など、他の人に公開した実績があればよさそうです。
作品の公開には、ホームページ!
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オリジナリティ
欠かせないポイントは、オリジナルであること。
他人の真似ばかりで一から自分で作り上げたものが無いとなると、とても作家とは呼べません。
ハンドメイド作家のオリジナリティとは、
- 自分のアイディアやレシピで制作している
- 真似できない技術や世界観など、"らしさ"がある
- 著作権違反や盗作をしていない
などのこと。オリジナリティがあるかどうかは、自分だけのアイデンティティを確立しているかどうかだと言えます。
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ハンドメイド作家と呼んでもらうには
上のポイントから判断して自分ではハンドメイド作家だと名乗れても、自分で名乗るだけじゃ意味ないですよね。
ハンドメイド作家であるとまわりから認めてもらうには、
- プロレベルの高い意識、技術をもつ
- 作品に価値があると認めてもらう(他者に公開・販売など)
- 自分だけのアイデンティティを確立する
この三点が重要です。
作品や商品の質をあげて、自分らしいものをつくる。発送やコメントなどの対応に気を配る。
少しずつ"素人さんが作った手作りのもの"から"ハンドメイド作家さんが作った作品"にかわっていくはずです。
まとめ
いかがでしたか?胸を張って「ハンドメイド作家です!」と言えるように、まわりからも言ってもらえるようにポイントを意識してみてください。
本を読んで気持ちを上げるのもおすすめです。こちらの記事「売れっ子ハンドメイド作家になりたいなら!おすすめ販売ハウツー本10冊。」も参考に見てみて下さいね。