結局「青色申告」って、どんなふうに良いの?
そんなハンドメイド作家さんにむけて、今回は確定申告で節税できる5つのメリットをご紹介します。
青色申告とは?
事前に税務署へ、青色申告で確定申告を行うことを申請する「青色申告承認申請書」の提出が必要です。
「白色申告」との比較はこちら!
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「白色申告」と「青色申告」の違いはなに?ハンドメイド作家におすすめなのは…
ハンドメイド販売を始めたら、避けては通れない確定申告。今回は「白色申告」と「青色申告」、二つの方法の違いをメリットとデメリット、どんな人に向いているのか、特典や節税、簿記や届出などの面からみていきたいと思います。
青色申告のメリット
青色申告のメリットで覚えておきたいのは、5つ。どれも節税に繋がるものです。
青色申告特別控除
所得から65万円または10万円を差し引くことができる特典。
単式簿記の場合:10万円の特別控除
複式簿記の場合:65万円の特別控除
65万円控除を受けるためには、貸借対照表・損益計算書を作成するなどの要件があります。
純損失(赤字)の繰越し控除
赤字額を三年間繰り越すことができる特典。
所得から差し引くことができるので、所得が少なくなり収める税金が少なくなります。
青色専従者給与
配偶者など親族の給与分を全額必要経費にできる特典。
個人事業主と同じ生計の配偶者(夫・妻)、親族(祖父母・15歳未満を除く子供)などに適用されます。
少額減価償却の特例
30万円未満の備品を全額費用にすることができる特典。
本来は10万円以上の備品は減価償却を行わなければならないので、より節税になります。
家事按分
家事関連費を、事業の経費に計上できる特典。
家事関連費は、自宅兼事務所の家賃や電気代など。ただし、経費になるのは仕事に関係する部分だけなので「按分(あんぶん)」という計算をする必要があります。
まとめ
それぞれ適用される条件は細かくありますが、他にもメリットはたくさんあります。ぜひ、青色申告にチャレンジしてみてくださいね。
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